【review】日本を蘇らせる政治思想/菊池理夫

コミュニタリアニズムという思想があるそうだ。いわば、自由主義社会主義の中道をいくような思想。コミュニティを基盤としてソーシャルキャピタル(本書では「共通善」と呼ばれている)を構築し、ゆるい共同体としてそれぞれが貢献するのが良いのではないかという考え方。
コミュニティスクールなどもコミュニタリアニズムが働いているといえる。


金子郁容氏の『ボランティア』でいう「弱さの強さ」もそうだけど、こういう思想、理想的だとは思うけど現実的には結構難しいものだと思う。


私は好きだけど、実際に適用するとなると、教育分野が一番導入しやすいんだろうなぁ。コミュニティスクールはある程度需要あるし。地域通貨はなかなか流行らないなぁ。。