中国の脅威と日本人のとるべき道

海外での生活に加え友人の話もあり、日本の危機を切に感じる。


中国は情報統制されているものの、やはり規模の経済が働いていると思う。
例えば、ウィキペディアに載っている情報を見てみる。


内容の質は知らないけれど、大抵のページは中国語訳がある。
情報統制をかいくぐる術なんてたくさんあるだろうし、
母国語での絶対的な情報量は日本語とは比べ物にならないだろう。


中国は、世界中に中国語圏を作っている。
どこに行っても華人ネットワークはあるし、
ある程度の規模の街には必ず中華街がある。
中国には、「中国人」として世界に出て行くネットワークと権力がある。
per capitaで見ると中国なんてまだ全然、という人もいるけど、
国全体としての影響力とか権力はかなり大きくて重要な要素だと私は思う。


では日本はどうするのか。


邦人ネットワークを作る??
日本人としての価値を発揮する??
現実的じゃないだろう。
政治も終わっているし。
日本の比較優位ってどこにあるんだろう?


日本人は、権力に頼らず自分で世界に切りこんでいくしかないんじゃないだろうか。


一個人として能力を高めて世界で対等に戦っていく力をつけていかなきゃいけない。


変なプライドは捨てて、
途上国精神(差別的に聞こえるかもしれないけど、別にそういう意図はない。他にいい言葉が見つからないだけ)を発揮していかなきゃいけないんじゃないだろうか。

フランクリンの13徳

1. 節制
飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
2. 沈黙
自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
3. 規律
物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
4. 決断
なすべきことをなさんと決心すべし。決心したることを必ず実行すべし。
5. 節約 
自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
6. 勤勉 
時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。
7. 誠実
詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公平に保つべし。口に出すこともまた然るべし。
8. 正義
他人の利益に傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
9. 中庸
極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎しむべし。
10. 清潔
身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11. 平静
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
12. 純潔
性交は専ら健康ないし子孫のためにのみ行い、これに耽りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。
13. 謙譲
エスおよびソクラテスに見習うべし。


私は恵まれている。とっても。
でも、それを当たり前のものとして享受してしまう。
それはある意味しょうがないことだけど、きちんと思い出して自らを正すことを忘れてはいけない。
だらしない自分を認めて、その一歩先を目指そう。
私には私なりの頑張り方がある。

相談する力

岩瀬大輔さんが、「相談する力」というタイトルのエントリーをブログに投稿していた。

要するに、「誰が、何が一番得意か」ということをよく理解して、ポイントポイントでその人達に助けてもらうことで、自分のアウトプットを最大化できる訳である。


もちろん、自分でできる限りの努力をしてから人に頼るべきということもあるし、いつも take だけでは人からは助けてもらえないので、頼られたときはできる限りのことをやる、ということも大前提となってくる。


しかし、仕事が早かったり、アウトプットがいい人というのは、このような「相談する力」みたいなものが長けているような気がする。


私は相談するのが苦手だ。
「誰が一番得意か」というのを把握するのも苦手だし、わかった時点でどういうふうに相談すればいいのかわからない。


こちらにわざわざ手を差し伸べてくれる方にはうまく相談することができる。
こういうタイプの先輩には、ある程度年が離れている方が多い。
頼られるのが好きでやっているところもあるんだろう。


でも、自発的に人に相談しにいくというのはなかなかできない。


組織内の「政治」に関わるのが嫌いだからあえて避けているのかもしれない。


環境の変化に合わせてここも変えていくべきポイントだと再確認した。
愛される後輩になって、成長カーブを上げていこう。

明確化と共有。

グループワークについて考えていた。


もしシラバスガイドラインがあそこまで詳細に書かれていなかったら、あそこまでのものすら作ることはできなかった、と。


明確化と共有。
言うほど簡単なものではない。


ただ、ビジョンや評価軸の明確化と共有をしないと自分が不利な立場に陥るからするというだけ。
最小限の努力で最大限のものを出すというのが海外の学生のスタンスだ。
だから、フリーライダーというのがベストな選択肢になってくることもある。


かといって、コントリビューションをあまり重視していない人たちの中でコントリビューションが〜と言いだしても、自分の首を絞めるだけだ。




社会に出たらどうなるんだろうか。


自分が出世するために、スキルアップするために、より給料をもらうためにがんばる。


評価軸の明確化と共有は行われるだろうけど、
ビジョンとかミッションとかになるとすごく難しいんじゃないだろうか。




自分の周りをどういう人で固めるかということがどれだけ大事か、少しわかった気がする。
価値観が合う人、すんなり受け入れられる人じゃないと衝突してストレスがたまる。
それが外資系であったり、世界に出ることなのであれば、そうすればいい。

【なりたい自分になる】78.人と差別化できることをする

いまどき、ちょっとITリテラシーがある人は溢れるほどいる。
同世代だって同じこと。
ある程度のレベルまでいけば、私のような人は珍しくもない。
ブログを読んでる人もたくさんいるし、
小手先のノウハウで差別化できるほど世の中甘くない。

そこ以外のところで差別化していかなければいけない。
一人で一日数時間パソコンの前に座っているだけでは得られないものを探していかなきゃいけない。

時間は平等。

会う度にいい刺激をもらう友人のもとで2日過ごしていい刺激をもらってきた。



彼と話していて思ったことはまた後で書くとする。


ブログの話が出たので、彼の昔のブログを久しぶりに開いてみた。
高校のときと、大学に入ってからの二つのブログ。


思えば遠くへ来たもんだ。
彼と出会ったのは高2の夏。
それからの5年弱の間にお互いに全然違う道を歩んできた。
It's so surprising how far we've come to in just a few years.


時は唯一誰にも平等だ。


というのを強く感じた。


彼に対する見方が変わったのはたぶん、大きな夢を描いてた彼が本当にその夢に向かって少しずつ前進している過程を知ったから。


But who am I to judge??


えらそうなこと言って分析と意見ばかりしている自分に反省。
そして、帰ってきてそうそう周りに振り回されてイライラしている自分にも反省。
自分のコントロールできないものについて考えていてもいいことない。


努力をしたから見えるものがある。
中途半端な生き方はやめよう。


本気で心配してくれる彼のためにも、
そして何より自分自身のために。

【なりたい自分になる】77.やる気がなくてもやる仕組みをつくる

怒涛の1週間が終わった。
エッセイ×2は一つ諦め一つは締切が延び、結局手をつけず。
でもそれ以外は納得いく形でやりきることができた、と思う。

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院生向けの授業を一つとったのが本当にストレス要因になっている。
リーディングの量についていけないし、内容もかろうじて理解はできるものの、議論に参加するほどまでではない。
授業に出るのも気がひけて、早朝の授業だということもありほとんどクラスには行っていない。
かろうじて課題は出しているし、グループワークにも参加している、という状態。


もっとがんばろうと思えばがんばる余地はいくらでもある。
でも、そこでやる気が出ないのが問題だ。


そんなことを考えていたときに、
ツイッターで誰かがつぶやいているのを見た。
干場さんだったかな??


やる気を出すんじゃなくて、やる気のないときにもやるようにすることが重要だと。


モチベーションが上がらないときがあるのは誰だって同じ。
私の場合、それが人より多いのかもしれないけど。
でも大事なのはそれをなおそうとするのではなく、
そんな自分を認め、付き合い方を探していくところだ。


今日は締切の延びたエッセイに取り組み始めるためにカフェにきた。
家にいたらだらだらしてしまうから、外に出るというのも一つの手。


ぐうたらな自分とうまく付き合う方法を模索していこう。