ワークライフバランス

今週は留学生活で一番インテンシブな1週間かもしれない。
日曜までに


課題提出×2
グループワーク×2
グループレポート×1
エッセイ×2
プレゼン×1(そして週明けの月曜に+1)


なんとかこなしているけど、こなせていない気もする。
風邪をひいてしまった上に
エッセイは一つ先延ばしにしてしまったし。


でも最近、プライベートが充実しているからか
忙しくて余裕はないけど前ほど時間を浪費しなくなった気がする。
きちんと外に出ている分、家に帰ってすぐに勉強、というのもそこまで苦じゃない。
疲れているけどがんばれる。



ワークライフバランス、うさんくさいと思うこともあるけど
精神安定上結構大事なことなのかもしれない。



でもそのためには疲れにくい体を作る必要があるな。

忘れそうになっていたこと―海外で学ぶことの意味

もうひとつ大事なのが、グローバルに活躍するために必要な手段・スキルを磨いて準備しておくことです。具体的には、コミュニケーション手段としての英語、コンテンツとしての自分の意見、そして意見を世界の多様な人と交換・共有してよりよいものにするための議論の方法が考えられます。それから、グローバルで活躍しようとすると、飛行機による移動や時差がある所での生活に慣れること、普段食べていないものが続いても元気でいられることも重要です。そこで、基礎体力をつけておかないと気力がなくなってしまいます。いずれも力をつけるためには時間がかかりますし、ほぼ毎日続けるという根気が必要です。しかし地道に努力していれば必ず力がついてきます。

http://www.adnet.jp/nikkei/career/wnd/column04.html


なんで勉強してるんだろう、って思ってしまうことが多々ある、どうしても。
基本的に一人での孤独な闘いだから、同じ留学生仲間とも共有できないことが多い。
だから自分のモチベーションをいかに上げるかということが問題になってくるんだけど、
今日はこのコラムをたまたま読んで、すごく腑に落ちるな、と思った。


私は留学という世界に出て世界を見るチャンスを与えられている。
そこで達成しようと思っているのは、自分を磨くこと。
でも、自分を磨くっていうのにも色々ある。


最近の私は、根性を身につけることがとにかく第一の目標だと思っていた。


かっこ悪くても、最後まで粘り強くしがみついていくこと。
とにかく成し遂げること。


それが目標だと思ってたけど、
留学してるんだからそんな目標だけじゃだめだと気が付いた。


「世界と繋がる」


これは大きなキーワードだ。


留学にきて、勉強以外にも色んなことを学んだ。
今までずっと実家暮らしだった私は生活面で学んだことがすごく多いし、
年末は激しい飛行機移動と時差ぼけ、交通トラブルに見舞われて
自分が意外にタフだということにも気付いた。


そういうものの一つとして今勉強していることも捉えればいいんじゃないか。


内容に興味が持てなくても、
それを英語で海外で勉強しているということ、
他の国から来た子たちと議論をしているということ、
そういうものが、忘れていたけど留学の醍醐味なんじゃないか。


勉強そのものもハードだけれど、
そのプロセスもとても大事なものなんだと認識できれば
もうちょっとモチベーションも上がるんじゃないかと思った。

マインドコントロール

とにかくやろう。


ひょんなきっかけで諦めかけていたことを続ける決意をした。


決めたからには、自分を裏切らないようにしよう。


そう思うのに、朝起きた瞬間に、
ああ、なんでこんな生活しているんだろう、って虚無感に陥る。


それを繰り返して堕落していった結果が今の私。


マインドコントロールが一番大事。
諦めそうなときには決意したときの気持ちを思い出す。
自分を奮い立たせる。


やればできるに決まっていて、やらないからいけないんだ。
こんな生活、って思ってしまうけど、それが自分が選んだ道で、やりたいことだったんだからしょうがない。


今の私、最高にかっこ悪いけど、最高にかっこいいじゃないか。

初めてのブランチ

今日は友人と始める新しいプロジェクトの話し合いを兼ねて、ブランチに出掛けた。


たまたま入ったそのカフェのブランチの味はそこそこだったけれども、
そこには初めて知る街の雰囲気や空気があった。


私の住んでいるのはとても素敵な街だ。


なんでもっと早く気が付かなかったんだろう。
なんでもっと早く散策を始めなかったんだろう。


留学生活もあと2カ月となったところで
初めて気が付くことがたくさんある。


後悔するのは簡単。
大事なのは、そこから一歩を踏み出すことだ。

堀さんツイッター7つの仮説

仮説1:ITの進化に伴い、議論の質が下がる。
仮説2:一方では、訴求力・リアルタイム性が抜群に上がる。ツイッターSNS)、ブログ、動画などの組み合わせにより、よりパワフルな発信力を個人が持つようになる。
仮説3:知のインプットの時間が減るので、人々は扇動されやすくなる。
仮説4:パーソナルな情報がマスメディアを凌駕する。
仮説5:コミュニケーション依存症(ジャンキー)が増え、物理的交流の機会が減る。
仮説6:ツイッターのフォロワーは、共感、情報、知恵などの全人格的な面白み(エンターテインメント性)を求める。
仮説7:最終的には、ツイッターも駆逐される。

http://blog.globis.co.jp/hori/2010/02/7-adab.html


詳しくはブログを直接読んでもらいたいが、私は特に仮説3が心に残った。
仮説5も耳が痛い。


時間の使い方は本当によく考えないといけない。


実際私も留学して友人との交流が減ったのがさみしく、近況確認のつもりでツイッターを始めたのだが、いつの間にかはまっていた。
ブログもそう。
無駄に他の留学生や著名人のブログを購読して、「知っている自分」に優越感を感じていた。


しかし、
ツイッターに使っているこの時間を論文の一本でも読むのに使ったほうが自分のためになるのではないだろうか?
本の一冊でも読んだほうが、もっと考察が深まるんじゃないだろうか、
と思うようになった。


それでブログのRSSを100近く解除したし、ツイッターも真剣にTLをフォローするのをやめたらとても楽になった。
それでもまだ、無駄な時間がたくさんあり、タイムマネジメントの欠如に後悔する毎日だ。
もっと生活をシンプルにして、本質を忘れないようにしたい。

【2/27-3/5号】アルゼンチン大統領不正問題

leadersのトップはアルゼンチン大統領の不正問題について。
元世銀副総裁の西水さんの本を読んで、まだ世界にはこんなに明らかな汚職が蔓延しているのかと愕然としたのが記憶に新しい。
今週号のエコノミストでは鳩山政権も早く小沢氏を追放しないと未来はないと批判されていたが、記事を読むところアルゼンチンの腐敗は比べられないほどすごい。インフレの計算法の変更から規制の強化、企業や他国政治家との結びつきまで、やりたい放題だ。しかも2003年から夫婦で大統領の座を掌握しているとのこと。2011年の総選挙にはまた夫が出馬の意欲を見せているらしい。


世界で何が起こっているのか、どのような政治が執り行われているのか、すべて理解することは難しいし、本質を捉えることはもっと大変だ。
でも、自分の中の世界地図を少しずつ埋めていけるように、日々努力していこう。
ちょっとずつ進めていけば、いつか視界はクリアになるだろう。

カナダのボランティア事情その2

もう一つ面白いと思ったのは、アクティブボランティアの性質についての考察だ。
全ての人に共通するわけではないものの、以下のような経験をした人の多くがボランティア活動にも積極的に参加していることが確認された。
()内は、その経験をした人でボランティア活動をしている人の割合。


・生徒会活動をしていた(61%)
・親が地域のボランティア活動に参加している(58%)
・宗教活動に積極的に関与している(56%)
・過去に何らかのボランティア活動をしたことがある(55%)
ボーイスカウトなどのユース団体に入っていた(54%)
・募金活動をしたことがある(53%)
・好きな人・尊敬している人が他の人を手伝っているのを見た(53%)
・団体スポーツをしていた(52%)


親のボランティア経験などは、日本にいるときからそう思うことが多かったし何度か話題に挙がった。
うちの親は長年PTA活動をしていたし、周りのボランティアに熱心な生徒の親も学童保育でのボランティアなどを様々な活動をしている人が多かった。
特に若年層では、ボランティア活動に親の理解は不可欠なので、納得のいく結果だった。

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カナダのトップボランティアの比率は25-34歳の8%以外は11-13%を推移しており、ほぼ年代による差はない。
25-34歳の参加率が他の年代に比べて低いのは、社会に出て戦力とされているためであろう。その上の年代では元に戻っているので、35歳以上になると仕事もひと段落し、またボランティアなど課外活動に時間を割く余裕が出てくるのであろう。
25-34世代は時間の代わりに資金を提供したと答える割合が他の年代より5ポイント近く高く、ボランティア精神が年代によって変わるというわけではなさそうだ。
ボランティアに熱心な人は、生涯何らかの形で社会貢献活動に関わり続けるということなのだろう。
これは日本でも同じなのだろうか。


私は完全にボランティア熱が今冷めてしまっている。
私にとって、ボランティアは当たり前のことでもライフワークでもない。
周りにもそういう子は少なからずいると思うのだが、これはどういう風に分析すればよいのだろう。


参考:
カナダ統計局『Caring Canadians, Involved Canadians: Highlights from the 2007 Canada Survey of Giving, Volunteering and Participating』
http://www.statcan.gc.ca/pub/71-542-x/71-542-x2009001-eng.pdf