忘れそうになっていたこと―海外で学ぶことの意味

もうひとつ大事なのが、グローバルに活躍するために必要な手段・スキルを磨いて準備しておくことです。具体的には、コミュニケーション手段としての英語、コンテンツとしての自分の意見、そして意見を世界の多様な人と交換・共有してよりよいものにするための議論の方法が考えられます。それから、グローバルで活躍しようとすると、飛行機による移動や時差がある所での生活に慣れること、普段食べていないものが続いても元気でいられることも重要です。そこで、基礎体力をつけておかないと気力がなくなってしまいます。いずれも力をつけるためには時間がかかりますし、ほぼ毎日続けるという根気が必要です。しかし地道に努力していれば必ず力がついてきます。

http://www.adnet.jp/nikkei/career/wnd/column04.html


なんで勉強してるんだろう、って思ってしまうことが多々ある、どうしても。
基本的に一人での孤独な闘いだから、同じ留学生仲間とも共有できないことが多い。
だから自分のモチベーションをいかに上げるかということが問題になってくるんだけど、
今日はこのコラムをたまたま読んで、すごく腑に落ちるな、と思った。


私は留学という世界に出て世界を見るチャンスを与えられている。
そこで達成しようと思っているのは、自分を磨くこと。
でも、自分を磨くっていうのにも色々ある。


最近の私は、根性を身につけることがとにかく第一の目標だと思っていた。


かっこ悪くても、最後まで粘り強くしがみついていくこと。
とにかく成し遂げること。


それが目標だと思ってたけど、
留学してるんだからそんな目標だけじゃだめだと気が付いた。


「世界と繋がる」


これは大きなキーワードだ。


留学にきて、勉強以外にも色んなことを学んだ。
今までずっと実家暮らしだった私は生活面で学んだことがすごく多いし、
年末は激しい飛行機移動と時差ぼけ、交通トラブルに見舞われて
自分が意外にタフだということにも気付いた。


そういうものの一つとして今勉強していることも捉えればいいんじゃないか。


内容に興味が持てなくても、
それを英語で海外で勉強しているということ、
他の国から来た子たちと議論をしているということ、
そういうものが、忘れていたけど留学の醍醐味なんじゃないか。


勉強そのものもハードだけれど、
そのプロセスもとても大事なものなんだと認識できれば
もうちょっとモチベーションも上がるんじゃないかと思った。